プログラマーの作業工程
・シナリオライターの文章 ・絵師の背景立ち絵など ・作曲家の音楽 それらの素材をゲームとしてまとめていく作業になります。
使う制作ソフトにもよりますが、サウンドノベルにしろADVにしろ、試行錯誤をしながらより良い作品に仕上げていく最後の工程です。章ごとに、他のメンバーの意見を取り入れながら作っていくのが良いと思います。
最後まで素材が出来上がって作り始めると、スクリプト記述だけでも結構時間がかかります。なので、シナリオの章が書きあがると同時に、その章を作り始めるくらいが、私は良いと思います。
*ゲーム画面の説明
ゲーム画面の構成は主に、背景、立ち絵、テキストボックス、文字で構成されています。
このように……これを実際のプレイ画面にすると、
このようになります。
必要により、立ち絵とテキストボックスの間に、雪のちらつきの動画を入れたり、雨の動画を入れたりすることも可能です。
キャラクターの表情を変えるときは、キャラクターの立ち絵を指定し、変える表情の立ち絵を指定します。同じように背景を変えるときも同じですが、背景だけを指定するので、もちろん立ち絵はそのまま残ります。
背景(場面)を変えるときには、立ち絵を一緒に削除したりと、二つの命令が必要になります。
その辺りはテストプレイをしているときに、ここで立ち絵が消えていないとかミスに気付くので、こまめにテストプレイする必要があります。
*主に使われる命令
・クリック待ち、改ページ、ウエイト(何も変化のない時間、ゲームの間) ・背景表示、立ち絵表示、テキストボックスの表示及び非表示、サウンドループ再生、効果音再生、等 ADVはサウンドノベルよりも頻繁に演出がありますが、基本は同じです。このあたりを使って微調節しながら、より完成度の高いゲームを作りましょう。